エレキギターコラム~ギタリスト列伝その壱~

Guitar.
 

今日からは、色々な素晴らしいギタリストたちを見て、知って行きましょう!

早速第1回目に行きたいと思います^^

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エリック・クラプトン

ヤードバーズ、クリームなどのギタリストからソロへ転向、『レイラ』など数多くのヒット曲を生み出しました。

エリック・クラプトンには‟スローハンド”というニックネームが付いていますが、これは諸説あって『ヤードバーズ時代に演奏中に何度もギターの弦を切ってその度にバックステージで弦を張りなおす為、観客が待っている間にゆっくり拍手(スローハンド)するため』という説と、『クラプトンは1つのポジションで指を速く動かして弾いて、また別のポジションに腕を移動させて指を速く動かすので腕はゆっくり動いているから』という説があります。

ジェフ・ベック

ヤードバーズ、ベック,ボガート&アピスのギタリストからソロへ転向、『ブロウ・バイ・ブロウ』(’75)はインストゥルメンタルのアルバムとしては異例の、アメリカでのゴールドディスクを獲得しました。

ストラトキャスターによるアームダウン、そして当時革命的であったアームアップ奏法を編み出したのがジェフ・ベックだったのです。

アームといえば音程を下げる物、という固定観念を覆したのですね!

ジミー・ペイジ

ヤードバーズ、レッド・ツェッペリンのギタリスト。

レスポールを腰の下の位置まで下げて演奏するスタイルは、長身と相まってヴィジュアル面で相当カッコ良い演奏となります。

また、ヴァイオリンの弦でギターを弾いたりWネックギターを使用したりと、インパクト的に強烈なものがありました。

ジミ・ヘンドリックス

‟エレキギターの神様”と呼ばれ、ロックのルーツを辿っていくときにジミ・ヘンドリックスに行きつかない道はない、とも言われています。

右利き用のギターを逆さまに構えて演奏するスタイルで、『ジミヘンコード』と呼ばれる自己主張するコード感、コードを分解させたバッキングなど、エレキギターを研究する姿勢を貫きました。

また、ストラトキャスターによる強烈なアームダウン奏法のパイオニアであり、ギターを歯や背中で弾いたり、火を放ったり破壊するパフォーマンスでも有名です。

リッチー・ブラックモア

ディープ・パープル、レインボーのギタリスト。

それまでロックギターといえばペンタトニックスケール一辺倒でしたが、リッチー・ブラックモアはそこにクロマチックやハーモニック・マイナーなどクラシック音階的なスケールを取り入れ、後のロック系ギタリストに多大な影響を与えました。

ドラムを始めよう!~⑩スタジオで個人練習!~

Drum on stage
 

ドラムが好きで仕方ないあなたなら、ノウハウを読むだけでなく実際にドラムを叩いてみたいですよね!

しかし日本だと中々自宅でドラムの練習は難しいと思います。

そこで、リハーサルスタジオでの個人練習をやってみましょう!

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料金について

多くのリハーサルスタジオは、個人練習の場合1時間当たり500円~800円の料金となっています。

上達の為には長時間練習するのに越したことはないのですが、経済的にムリのないように練習しましょう。

 

予約について

バンド単位で予約する場合は何日も前から予約できますが、個人練習の場合は多くのスタジオが前日または当日の予約となっています。

キャンセルなどもスタジオに迷惑をかけますので、余程の事がない限りしないようにしましょう。

 

必要なもの

初回はスタジオ会員への入会が必要ですので、スタジオ代金以外に入会金が必要になります。

あとドラムセットはスタジオにありますが、スティックは持参するようにしましょう。

チューニングキーもあったほうが良いです。

上達するにしたがってフットペダルやスネアドラムなど、おのずと持参するものが増えると思いますよ^^

 

セッティング

スタジオに入室したら、セッティングを始めましょう!

最初は慣れないと時間がかかるかも知れませんね。

1時間で予約してたらセッティングで終わってしまった・・・なんてこともあるかも知れません。

でも仕方ないです、セッティングも大事な技術ですから^^

 

➀ドラムスローン(イス)
高すぎても低すぎても演奏しずらいと思います。

座る部分を回転させて高さ調整出来ますので、最後に固定するのを忘れないようにしてくださいね。

➁フットペダル

アンダープレートをしっかりとバスドラムのリム(わく)に固定させて、スプリングのテンションを自分の好みに調整しましょう。

➂スネアドラム

スナッピーを装着するのを忘れずに(これをしないとタムタムと同じ音色になります)、スローンに座った状態で少し自分の方に傾けてセッティングします。

 

④ハイハットシンバル

ハイハットシンバルは、ペダルから足を離した状態で2枚の間に1~3cmのすきまが空くようにセッティングします。

 

⑤タムタム、シンバル類

タムタムやシンバル類は基本的に自分が座った状態で、自分に向かって少し傾けてセッティングするのが良いです。

そして無理なく叩ける高さにセットすることが大切ですね^^

全てのパーツを少し演奏者側に傾けてセッティングするのが望ましいです。

ドラムを始めよう!~⑨材質について~

Drum on stage
 

これまでは、演奏技術的な観点からドラムを見てきましたが、ここではドラムの各パーツの材質的な面からお話ししていきたいと思います。

こういった材質的なものも、個人個人の好みがあると思いますのでよく検討してほしいと思います^^

 

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スティック

スティックの構造は先端から「チップ」「ショルダー」「シャフト」「グリップ」と呼ばれています。

スティックの材質には主に3種類あります。

➀ヒッコリー
最もポピュラーな材質で、程よい重さと硬さが特徴です。

➁オーク
重く硬い材質の為、音量や音圧が出やすくなっています。

➂メイプル
軽量で振りやすく、ジャズ系のドラマーに人気があります。

 

チップの材質も2種類あります。

➀ウッドチップ
スティックの先端を削って成型しています。

➁ナイロンチップ

ナイロン製のチップが先端についています。

 

スネアドラム

スネアドラムの胴体の部分を「シェル」といいます^^

シェルの材質には大きく分けて金属製(メタルシェル)と木製(ウッドシェル)があります。

➀メタルシェル

硬く切れのある音色で、音量が出やすいという特徴があります。

スチール、ブラス、アルミニウム、ステンレスなどあります。

➁ウッドシェル
暖かみのある柔らかいサウンドが特徴です。

メイプル、バーチ、オークなどがあります。

 

その他スネアドラムのサウンドを決定づけるのが、シェルの口径と(胴の)深さです。

口径が小さいほど音のピッチは高く軽快な音色に、大きいほどピッチが低く重みのある音色になります。

14インチが一般的な口径となっています。

胴の深さは浅いほどピッチが高くシャープで硬質なサウンドに、深いほどピッチが低く深みのあるサウンドになります。

5.5インチが一般的な深さです。

 

フットペダル

フットペダルは、ビーターとフットボードをチェーンなどでつないでいます。。

チェーンの部分は、ベルトになっているタイプもあります。

ビーターはフェルトタイプが一般的ですが、色々な種類があります。

フェルトタイプ

2way型

ウッドビーター

平型ビーター

 

シンバル

シンバルには3種類ありましたね!

・クラッシュシンバル

・ライドシンバル

・ハイハットシンバル

リズムを刻むのがハイハットとライドシンバルで、‟バシャーン!”とキメの部分で鳴らすのがクラッシュシンバルです。

 

シンバルの各部の名称は、真ん中の盛り上がった部分が「カップ」ふちの部分が「エッジ」、その間の大半を占める平たい部分が「ボウ」です。

ライドシンバルでリズムを刻むときは、ボウの部分をスティックのチップで叩き、クラッシュシンバルでアクセントを付ける場合はスティックのショルダー(またはシャフト)でエッジを叩きます。

また、カップの部分で‟カン、カン”とインパクトのあるリズムを刻む方法もあります。

ドラムを始めよう!~⑧ルーディメンツについて~

Drum on stage
 

ドラムを演奏するのに『ルーディメンツ』の習得は必須と言われています。

なぜ『ルーディメンツ』が必要なのか、そもそも『ルーディメンツ』とは何なのか?

見ていきましょう^^

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ルーディメンツとは?

ルーディメンツというのは打楽器の基本的な奏法を集めたもので、マーチングドラムだけでなく、バンドでドラムを演奏する為にも身に付けておいた方が絶対に有利であります。

ルーディメンツを習得することによって、➀複雑なドラミングが可能になり、➁スティックコントロールの向上につながり、➂同じフレーズでもより効率的・音楽的に叩けるようになる、といったメリットがあります。

➀フラム

『フラム』はある音のすぐ前に小さな装飾を付けることで、アクセントの効果を出すものです。

「フラム ドラム」の画像検索結果
装飾音符の部分は小さな音量で叩くので、右手と左手の振り下ろす高さに変化を付けます。

➁パラディドル

『パラ』は連続した2つの音を左右交互に叩く(RLまたはLR)という意味、『ディドル』は同じ手で連続した2つの音を叩く(RRまたはLL)という意味です。

「パラディドル」の画像検索結果 これはシングルパラディドルになります。

「パラディドル」の画像検索結果 『パラ』が2回のダブルパラディドルです。

「パラディドル」の画像検索結果 トリプルパラディドルになります。

「パラディドル」の画像検索結果 『ディドル』が2回のパラディドル・ディドルです。

③ダブルストローク

今までのスティックのコントロール方法は、1度の振り下ろしでヘッドを1回叩くシングルストロークでしたが、スティックを1度振り下ろしてヘッドを2回叩くのがダブルストロークです。

方法としましては、1打目を打った後スティックの跳ね返りを利用して中指、薬指、小指を握るような感じで2打目を打ちます。

慣れてくればスティックの跳ね返りがなくても、2打目を打てるようになります。

「ダブルストローク」の画像検索結果
遅い速度からだんだん早く、またはその逆といった練習法が効果的でしょう^^

④ロール

ダブルストロークを連続して行う事で、ロールという奏法になります。

賞の発表の時などに、受賞者の名前が呼ばれる前に聴くことのできる「ザーッ」という音ですね^^

「ロール ドラム」の画像検索結果
ロールは、楽譜上は音符に斜線を引くように表記されます。

「ロール ドラム」の画像検索結果
実際の奏法は、このようになります。

⑤ルーディメンツの必要性

『ルーディメンツ』は英語で『基本』という意味です。

ルーディメンツを習得しなくてもある程度の演奏は、出来ると思います。

実際に、ルーディメンツを習得せずに活動しているプロドラマーやドラム講師も少なくないと思います。

しかしやはり、最初にお話しした3つの理由からも、音楽的表現力を高めるためにぜひルーディメンツを習得して欲しいですね^^

ドラムを始めよう!~⑦ツーバスについて~

Drum on stage
 

主にハードロックやヘヴィメタルのジャンルで、バスドラムを2つセッティングするスタイル(ツーバス)がよく取り入れられます。

『ツーバス』とは、どのようなものなのでしょうか?

またバスドラムを2つ使うフレーズとはどのようなものでしょうか?

見ていきましょう!

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ツーバスとは?

ツーバスのドラムセットには、バスドラムが2つセットされています。

これは1つのバスドラムでは演奏不可能な連打を可能にするためなのです。

フットペダルが3つありますので、左足はバスドラムのフットペダルを踏むか、ハイハットのペダルを踏むかのどちらかの状態になります。

「ツーバス フレーズ」の画像検索結果
ツーバスでよく用いられるパターンに、上のような16分音符での連打があります。

右足から入るか左足から入るかは、好みでいいと思います(両方できれば素晴らしいですね!)。

「ツーバス フレーズ」の画像検索結果
このようにバスドラムで8分音符と16分音符を組み合わせていくのは、非常に良いエクササイズになりますね。

「ツーバス フレーズ」の画像検索結果
6連符系のフィルインにツーバスのフレーズを入れると、トリッキーな効果があります!

また、バスドラム1つのセットでも『ツインペダル』を使えば、ツーバス同様バスドラム連打のフレーズを演奏できます^^

ツインペダルは、2つのフットペダルをシャフトで連結して右側のフットペダルにビーターが2つ装着されているものです。

ツインペダルを使用すれば、ツーバスのドラムセットでなくてもバスドラムの連打は出来るのですが、ツーバス本来のサウンドとはどうしても少し違ってきます。

バスドラムを叩く時には、ビーターをヘッドに押し付けた状態にします。

もちろんビーターをヘッドから離す奏法もあって、ジャズ系のドラマーはそちらを好んだりしますが、ロック系ドラマーは基本的にビーターを押し付けます。

そうすると、ツインペダルの場合は連打の時には(最初の1打目以外は)ビーターで抑えられたヘッドを叩くことになり、どうしても音が詰まったような感じになります。

やはりサウンドの面においては、ツインペダルは本来のツーバスのサウンドを再現するのは難しいのですね。

しかし、一流のロック系ドラマーの中でもワンバス(通常のバスドラムのセット)にこだわりを持つドラマー、ツーバスでなくあえてツインペダルを使用するドラマー、ワンバスでツーバス並みのプレイをするドラマーがいますので「これが正解」といったものは、ないように思えますね。

ドラムを始めよう!~⑥フィルインについて~

Drum on stage
 

色々なリズムパターンを紹介してきましたが、ドラムの演奏を聴いているとリズムパターンの途中(区切り)で‟ドコドコドコドン!”のようなフレーズ(今のはあくまで一例です)を聴くことが出来ると思います^^

このようなフレーズの事を『フィルイン』と呼びます(『オカズ』とも言いますね)。

今日はこの、フィルインについて見ていきましょう!

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色々なフィルイン

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
こちらは、右手で4分音符を刻む8ビートですが、3小節目の4拍目からフィルインとなってます。

フィルインで8分や16分音符の連打をするときは、基本的に右手から始めたほうが良いです。

その方が次の展開(クラッシュシンバルのアクセントからリズムパターンで戻ったりする)に繋げやすいんですね!

「フィルイン ドラム」の画像検索結果
R=右手、L=左手ですね。

同じパターンで叩くパーツを、スネア、ハイタム(小さい方のタムタム)、ロータム(大きい方のタムタム)、フロアタムと変えて変化を付けてますね。

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
こちらは4小節目と8小節目に、16分音符の連打でフィルインが入ってますね。

これは非常にオーソドックスなパターンなので、マスターすれば色々と応用して使えると思います^^

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
1拍目はバスドラムとフロアタムを同時に叩いていますね。

このように、バスドラムとフロアタム、スネアとフロアタムなどを同時に叩く(ユニゾン)パターンもよくあります^^

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
こちらは6連符系のフィルインです。

6連符は1拍を6等分した音符で、フィルインに使うとスピード感のあるスリリングな効果が得られます。

図の上のパターンはバスドラムから始まり、左手のろーたむ、右手から始まるスネアの4連打になります。

図の下のパターンは、右手のロータムから始まって左手のスネア4連打、バスドラムというパターンです。

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
6連符の最初の4音のみ叩くパターンも、トリッキーでテクニカルな効果を得られます。

図の1小節目と5小節目の最初の2拍がそうですね!

「フィルイン ドラム」の画像検索結果
「フィルイン ドラム」の画像検索結果
上の2つはシンプルな3連打のフィルインですが、16分音符と8分音符で組み立てるのでは、ニュアンスが違ってくるのが分かりますね^^

「フィルイン ドラム 八分音符」の画像検索結果
こちらは8小節に渡る、ドラムソロ的なフィルインです。

2小節目に出てくる16分音符のバスドラムの連打はツーバスまたはツインペダル(次回お話しします)による演奏になります。

ハイハットのオープンクローズも8分音符パターンと16分音符パターンが出てきますし、5~6小節目の3連符では意識を切り替える必要があります。

はじめはゆっくりのスピードから練習して、徐々に速くしていきましょう!

ドラムを始めよう!~⑤基本パターンの応用~

Drum on stage
 

今まで8ビート、16ビート、シャッフルの基本パターンを習得してきましたね。

これからは基本パターンを応用させて、さらに複雑なパターンを身に付けましょう!

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8ビート応用編

「8ビート ドラム パターン」の画像検索結果
「8ビート ドラム パターン」の画像検索結果
どうですか?そろそろ楽譜を見てどんなリズムか、頭に浮かぶようになってきていますか?

上の2つはバスドラムが1拍のウラを強調するようなパターンのリズムになっていますね。

1拍を八分音符に2等分した時、前の八分音符をオモテ、後ろの八分音符をウラと表現します。

2番目の楽譜のRIMというのは、リムショットの事でスティックの片方の端をスネアドラムのヘッド(打面)につけて、もう片方の端でリム(ふち)を叩きます。

スネアドラムのリムショットが、アフタービートでなくボサノバっぽいリズムになっていますね^^

「8ビート ドラム パターン」の画像検索結果
こちらは超シンプルなパターンで、右手のハイハット(シンバル)と右足のバスドラムが、四分音符を刻む同じ動きをします。

「8ビート ドラム パターン」の画像検索結果
こちらは16分音符が部分的に入って来るパターン。

1拍目のスネアが、16分音符のウラを叩いている事に注意して下さいね。

16分音符のウラは、1拍を4等分した時、前から2つ目と4つ目の16分音符です(オモテが1つ目と3つ目)。

16ビート応用編

「16ビート ドラム」の画像検索結果
こちらは右手でハイハットを刻むパターンで、バスドラムが16分音符で細かく入ってくるのと、3拍目にハイハットのオープンショットがあります。

「16ビート ドラム」の画像検索結果
ハイハットは8分音符を刻みますが、スネアが16分音符のウラで入ってきます。

バスドラムも1拍目に16分音符の連打が入り、なおかつ3拍目のウラにハイハットのオープンがあります。

シャッフル応用編

「シャッフル ドラム」の画像検索結果
バスドラムが(ハネた)1拍のウラで入ってきてますね!

「シャッフル ドラム」の画像検索結果
こちらは、右手でライドシンバルを刻みますが、1拍目と3拍目は拍のオモテのみを刻んで2拍目と4拍目で中抜き3連を刻んでいますね。

スネアドラムが‟タッタタッタタッタタッタ・・・・”とシャッフルしています。

ハイハットのフットペダルを2拍目と4拍目で踏んで‟チャッ、チャッ・・・”という音を出します。

「ロッカバラード リズム」の画像検索結果
ハイハットを‟中抜き”でなくそのまま3連符を刻むことによって、いわゆる『ロッカ・バラード』とよばれる、バラードの曲などに有効なリズム・パターンになります。

こちらはバスドラムが少し変則的に入って来るので、少し慣れが必要かも知れません。

また、このリズムは1拍が3連符の4/4拍子ですが、1小節に8分音符が12個入っていると考えて3個ずつを1かたまりと捉えると、12/8拍子と表現することも出来るんです^^

「8分の12拍子」の画像検索結果

ドラムを始めよう!~④リズムパターンについて~

Drum on stage
 

前回、8ビートのパターンについてお話しましたが、今回は16ビート、シャッフルのパターンについて見ていきましょう^^

8ビートを応用すれば出来ますよ!

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16ビートのリズムパターン

「16ビート」の画像検索結果
8ビートの場合は、ハイハットシンバルを1小節に8回叩きましたが、16ビートは16回叩きます。

こちらはバラードのように比較的スローな曲の16ビートのパターンです。

‟ドチチチタチチチ、ドチチチタチチチ、・・・”といったリズムになります。

「16ビート」の画像検索結果
もっとアップテンポの16ビートの場合は、両手でハイハットシンバルを叩くことになります。

右手、左手、右手、左手、・・・とハイハットシンバルを叩き、2拍目と4拍目を右手でスネアドラムを叩きます。

これは、今までの右手と左手の関係と違ってきますので、さらに練習が必要となります。

8ビートと同じく、まずはバスドラムを1拍目と3拍目に叩くパターンを習得しましょう。

次に、16ビートのバリエーションをご紹介します。

「16ビート」の画像検索結果
バスドラムのパターンが変化してますね!

‟ドチチチタチチドチチドチタチチチ、ドチチチタチチドチチドチタチチチ、・・・”というリズムですね。

「16ビート」の画像検索結果
こちらは“ドチチドタチチドチチドチタドチチ、ドチチドタチチドチチドチタドチチ、・・・”となります。

擬音で説明するのも複雑になってきました・・・

「16ビート」の画像検索結果
こちらは、両手でハイハットを叩くパターンのバリエーションです。

一番最初にクラッシュシンバルでアクセントを付けていますが、ここも通常のリズムパターンに置き換えますと、‟ドチチチタチチドドチドチタチチチ、ドチチチタチチドドチドチタチチチ、・・・”となります。

この場合、左手のハイハットシンバルと右足のバスドラムを同時に叩く部分がありますので、慣れるまではバスドラムを同時に叩く部分のハイハットシンバルにアクセントを付けるようにすると良いでしょう^^

シャッフルのリズムパターン

シャッフルのリズムは、これまでの8ビート、16ビートと違って『三連符』をベースにしたリズムです。

三連符は、1つの音符を三等分した音符です。

四分音符を三等分した三連符は、次のように表記されます。

「三連符」の画像検索結果
これは実際にはどのようなリズムになるかというと‟タタタ、タタタ、タタタ、タタタ、・・・”といったリズムになります。

二分音符や全音符を三等分した三連符もあります。

「三連符」の画像検索結果
「三連符」の画像検索結果
シャッフルというのは、これらの三連符の真ん中の音を抜いたもの(中抜き三連)をリズムの基本としています。

「四分音符 シャッフル」の画像検索結果
イメージとしては‟タッタ、タッタ、タッタ、タッタ、・・・”という感じです。

右手で中抜き三連のハイハットを叩きます。

「シャッフル リズム」の画像検索結果
この記号はシャッフルではよく出てくるので、覚えておいてくださいね^^

「シャッフル リズム」の画像検索結果

ドラムを始めよう!~③ドラムの楽譜について~

Drum on stage
 

ドラムでのリズムを説明するためには、どうしても楽譜が必要になってきます。

今回は、ドラムの楽譜の読み方をマスターしてしまいましょう!

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ドラムの楽譜とは?

まずはこちらをご覧ください。

各楽器の記譜
ドラムの楽譜というのは、各パーツを五線譜の各部分に当てはめて表記するようになっています。

この表記に従って前回の8ビートを楽譜で表すと

「8ビート 楽譜」の画像検索結果
このようになります。

ドラムは打楽器ですので、音程を気にする必要がなく視覚的に分かりやすいかと思いますが、『音の長さ』についての楽譜の知識はあった方が良いと思います。

音符の長さ

音符には、全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符などがあります。

「四分音符」の画像検索結果
4/4拍子ですと、1小節の中に全音符は1つ、2分音符は2つ、4分音符は4つ、8分音符は8つ、16分音符は16個入っています。

休符も同様に考えます。

「四分休符」の画像検索結果
それから、付点音符(休符)というのもあります。

付点音符(休符)は音符(休符)の右に点をそえたもので、元の長さの1.5倍を表します。

「付点音符」の画像検索結果
「付点音符」の画像検索結果
これで、ドラムの楽譜については一通り出来たといっていいでしょう。

あとは慣れていきましょう^^

8ビートのバリエーション

さて、前回お話しした以外にも、8ビートのリズムにはハイハットシンバル、スネアドラム、バスドラムのパターンを変えることによって様々なバリエーションが存在します。

それらを見ていきましょう。

「8ビート 楽譜」の画像検索結果
この2つは、バスドラムのパターンが変化したものです。

上の8ビートは‟ドンタド、ドンタ、ドンタド、ドンタ、・・・”というリズムパターンですね。

下は‟ドンタン、ドドタン、ドンタン、ドドタン、・・・”のリズムパターンです。

どちらも、よく耳にするパターンです^^

「8ビート」の画像検索結果
図の下側の楽譜は、右手がハイハットシンバルではなくライドシンバルを叩きます。

四分音符ですので、右足のペダルの八分音符につられないようにしましょう。

ライドシンバルはスティックの先端で叩くようにして下さいね。

クラッシュシンバルはアクセントとして叩くので、スティックの腹で叩きましょう!
「8ビート」の画像検索結果
こちらは、ハイハットシンバルのオープン奏法を取り入れたものです。

〇のついた所で左足を浮かしてハイハットシンバルをオープンさせ、次の八分音符でまた左足を踏んでハイハットシンバルをクローズにします。

‟ドンタツー、ドンタツー、・・・”というリズムになります。

この他にも色々なパターンの8ビートがありますので、あなたの好きな曲のパターンを研究してみるのも良いと思います^^

ドラムを始めよう!~②各パーツを叩いてみよう!~

Drum on stage
 

ドラムの基本的な演奏スタイルが分かりましたので、実際に各パーツを叩いてみましょう^^

習うより慣れろ、が大事ですよ!

さっそくやってみましょう~

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スネアドラムを叩く

スネアドラムは主に、アフタービートを担う役割をしますので、4/4拍子での2拍4拍目を叩きます。

‟ズン・チャン・ズン・チャン”というリズムの‟チャン”の部分ですね^^

左手のスティックで叩いてください。

バスドラムを叩く

バスドラムは主にオンビートを担いますので、‟ズン・チャン・ズン・チャン”というリズムの‟ズン”の部分を演奏します。

右足のペダルを踏むと、『ビーター』という大太鼓のバチのようなものが、バスドラムの打面を叩いてくれます。

先程のスネアドラムと組み合わせて、‟ズン・チャン・ズン・チャン”のリズムを刻んでみましょう!

右足→左手→右足→左手→・・・と等間隔に叩けば、何となくリズムが出来上がりますね!

ハイハットシンバルを叩く

それではさらに、ハイハットシンバルを叩く事によってリズムを装飾していきましょう。

左足を踏んだ状態にして右手でハイハットシンバルを叩いてください。

連続して叩くと‟チチチチチチ・・・”という音が出ますね?

それでは、このリズムにスネアドラムとバスドラムの音をコラボさせてみましょう^^

ハイハットシンバルとスネアドラムのコラボ

先程のように左足を踏んだ状態で、右手でハイハットシンバルを、自分に無理のない速度で‟チチチチチチ・・・”と叩いてください。

そして‟チチチチチチチチチ・・・”と太字の部分にスネアドラムを叩いてみてください。

何か聴いた事あるリズムですよね?

この時、右手は左手より上にくる姿勢で叩いて下さいね。

ハイハットシンバルとバスドラムのコラボ

それでは同様に、‟チチチチチチチチチ・・・”の太字のチで右足のペダルを踏んでください。

慣れてきたら、さっきのスネアドラムの動きを加えてみましょう!

ここが、かなり難しいと思います。

動きがつられるんですよね!

こればっかりは何度も練習して慣れるしかないと思います。

これが『8ビート』と呼ばれる、基本的なリズムパターン(の1つ)になります。

基本的なリズムパターンとしては他に16ビートやシャッフルなどがありますが、8ビートが出来るようになれば応用して出来ますので、心配はいりませんよ^^

ただし今後、色々なリズムを説明していくためには、どうしても楽譜による説明が必要となってきますので、次回ではドラムの楽譜の読み方についてお話ししたいと思います。