今まで8ビート、16ビート、シャッフルの基本パターンを習得してきましたね。
これからは基本パターンを応用させて、さらに複雑なパターンを身に付けましょう!
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8ビート応用編
どうですか?そろそろ楽譜を見てどんなリズムか、頭に浮かぶようになってきていますか?
上の2つはバスドラムが1拍のウラを強調するようなパターンのリズムになっていますね。
1拍を八分音符に2等分した時、前の八分音符をオモテ、後ろの八分音符をウラと表現します。
2番目の楽譜のRIMというのは、リムショットの事でスティックの片方の端をスネアドラムのヘッド(打面)につけて、もう片方の端でリム(ふち)を叩きます。
スネアドラムのリムショットが、アフタービートでなくボサノバっぽいリズムになっていますね^^
こちらは超シンプルなパターンで、右手のハイハット(シンバル)と右足のバスドラムが、四分音符を刻む同じ動きをします。
こちらは16分音符が部分的に入って来るパターン。
1拍目のスネアが、16分音符のウラを叩いている事に注意して下さいね。
16分音符のウラは、1拍を4等分した時、前から2つ目と4つ目の16分音符です(オモテが1つ目と3つ目)。
16ビート応用編
こちらは右手でハイハットを刻むパターンで、バスドラムが16分音符で細かく入ってくるのと、3拍目にハイハットのオープンショットがあります。
ハイハットは8分音符を刻みますが、スネアが16分音符のウラで入ってきます。
バスドラムも1拍目に16分音符の連打が入り、なおかつ3拍目のウラにハイハットのオープンがあります。
シャッフル応用編
バスドラムが(ハネた)1拍のウラで入ってきてますね!
こちらは、右手でライドシンバルを刻みますが、1拍目と3拍目は拍のオモテのみを刻んで2拍目と4拍目で中抜き3連を刻んでいますね。
スネアドラムが‟タッタタッタタッタタッタ・・・・”とシャッフルしています。
ハイハットのフットペダルを2拍目と4拍目で踏んで‟チャッ、チャッ・・・”という音を出します。
ハイハットを‟中抜き”でなくそのまま3連符を刻むことによって、いわゆる『ロッカ・バラード』とよばれる、バラードの曲などに有効なリズム・パターンになります。
こちらはバスドラムが少し変則的に入って来るので、少し慣れが必要かも知れません。
また、このリズムは1拍が3連符の4/4拍子ですが、1小節に8分音符が12個入っていると考えて3個ずつを1かたまりと捉えると、12/8拍子と表現することも出来るんです^^