ドラムでのリズムを説明するためには、どうしても楽譜が必要になってきます。
今回は、ドラムの楽譜の読み方をマスターしてしまいましょう!
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ドラムの楽譜とは?
まずはこちらをご覧ください。
ドラムの楽譜というのは、各パーツを五線譜の各部分に当てはめて表記するようになっています。
この表記に従って前回の8ビートを楽譜で表すと
このようになります。
ドラムは打楽器ですので、音程を気にする必要がなく視覚的に分かりやすいかと思いますが、『音の長さ』についての楽譜の知識はあった方が良いと思います。
音符の長さ
音符には、全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符などがあります。
4/4拍子ですと、1小節の中に全音符は1つ、2分音符は2つ、4分音符は4つ、8分音符は8つ、16分音符は16個入っています。
休符も同様に考えます。
それから、付点音符(休符)というのもあります。
付点音符(休符)は音符(休符)の右に点をそえたもので、元の長さの1.5倍を表します。
これで、ドラムの楽譜については一通り出来たといっていいでしょう。
あとは慣れていきましょう^^
8ビートのバリエーション
さて、前回お話しした以外にも、8ビートのリズムにはハイハットシンバル、スネアドラム、バスドラムのパターンを変えることによって様々なバリエーションが存在します。
それらを見ていきましょう。
この2つは、バスドラムのパターンが変化したものです。
上の8ビートは‟ドンタド、ドンタ、ドンタド、ドンタ、・・・”というリズムパターンですね。
下は‟ドンタン、ドドタン、ドンタン、ドドタン、・・・”のリズムパターンです。
どちらも、よく耳にするパターンです^^
図の下側の楽譜は、右手がハイハットシンバルではなくライドシンバルを叩きます。
四分音符ですので、右足のペダルの八分音符につられないようにしましょう。
ライドシンバルはスティックの先端で叩くようにして下さいね。
クラッシュシンバルはアクセントとして叩くので、スティックの腹で叩きましょう!
こちらは、ハイハットシンバルのオープン奏法を取り入れたものです。
〇のついた所で左足を浮かしてハイハットシンバルをオープンさせ、次の八分音符でまた左足を踏んでハイハットシンバルをクローズにします。
‟ドンタツー、ドンタツー、・・・”というリズムになります。
この他にも色々なパターンの8ビートがありますので、あなたの好きな曲のパターンを研究してみるのも良いと思います^^