世の中には様々な曲がありますね^^
激しいロックや、落ち着いたバラードなど、そのどれもが『コード進行』に基づいて楽曲が出来上がっています(まれにコード進行のない曲もあります)。
今回は『コード進行』について調べていきましょう!
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コードの表記法
ある1つのスケール、例えばCメジャースケールに対して、基本的に7つのコードが存在することは見てきましたね^^
三和音
四和音
Cメジャーコード(Cメジャーセブン)
Dマイナーコード(Dマイナーセブン)
Eマイナーコード(Eマイナーセブン)
Fメジャーコード(Fメジャーセブン)
Gメジャーコード(Gセブンス)
Aマイナーコード(Aマイナーセブン)
Bマイナーコード(Bマイナーセブンフラットフィフス)
Cメジャーキーの中で基本的に出来る7つのコード(『ダイアトニックコード』といいます)の表記法があります。
メジャー=何もつけない
マイナー=m
メジャーセブン=△7
マイナーセブン=m7
セブンス=7
ディミニッシュ=dim
マイナーセブンフラットフィフス=m7(♭5)
つまり、こういう表記になります^^
Cメジャーコード=C(Cメジャーセブン=C△7)
Dマイナーコード=Dm(Dマイナーセブン=Dm7)
Eマイナーコード=Em(Eマイナーセブン=Em7)
Fメジャーコード=F(Fメジャーセブン=F△7)
Gメジャーコード=G(Gセブンス=G7)
Aマイナーコード=Am(Aマイナーセブン=Am7)
Bマイナーコード=Bdim(Bマイナーセブンフラットフィフス=Bm7♭5)
そして、キーの中で主音から順番にⅠ、Ⅱ・・・と名付けます。
つまり
C=Ⅰ(C△7=Ⅱ)
Dm=Ⅱm(Dm7=Ⅱm7)
Em=Ⅲm(Em7=Ⅲm7)
F=Ⅳ(F△7=Ⅳ△7)
G=Ⅴ(G7=Ⅴ7)
Am=Ⅵm(Am7=Ⅵm7)
Bdim=Ⅶdim(Bm7♭5=Ⅶm7♭5)
と表記されます。
コード進行とは?
ほとんど全ての曲は、始まりから終わりまで1つのコードだけという事はありません。
曲の進行とともに、コードが移り変わっていきます。
その中でも代表的なコードの動きが『ドミナント・モーション』と『ツー・ファイブ』になります^^
ダイアトニックコードにはそれぞれ役割があって、『トニック』『ドミナント』『サブドミナント』と分類されます。
トニックは安定感、ドミナントは緊張感があり、サブドミナントはドミナントを飾る役割りをします。
トニック=Ⅰ、Ⅲm、Ⅵm
ドミナント=Ⅴ
サブドミナント=Ⅱm、Ⅳ、Ⅶdim
このように分類されます。
CメジャーキーでのドミナントG(G7)は、緊張感がある為長く保持することが出来ず、トニックC(C△7)、E(Em7)、A(Am7)に向かって解決しようとする動きをします。
この、ドミナントからトニック(主にⅠ)への動きを『ドミナント・モーション』と呼びます。
そして、ドミナントの前にはサブドミナントが装飾される事が多く、中でもDm(7)→G(7)→C(△7)(Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ△7)の動きを『ツー・ファイブ』と呼び、ほとんどの楽曲に登場する動きです。