ドラムを始めよう!~ドラマー列伝その壱~


Drum on stage
 

さて、今日からは素晴らしい一流ドラマー達を見ていきましょう!

第1回目です^^

 

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スティーブ・ガッド

ニューヨーク生まれのジャズ・フュージョンドラマーで、卓越したテクニックと正確無比なプレイとともに、ラテン系のプレイでは「グルーヴ感」や「土臭さ」など人間的で自由奔放な表現力を発揮します。

1970~80年代において「ガッド・フリーク」と呼ばれる、彼のテクニックやフレーズを真似るドラマーが多くいました。

人気・実力において第一級であり同世代以降のドラマーの尊敬を集め、『ガッド』を『ゴッド』にかけて「ドラムの神」の異名を持っています。

 

ジェフ・ポーカロ

ロックバンド『TOTO』のドラマーで、代表曲「ロザーナ」で『ハーフタイム・シャッフル』と呼ばれるリズムパターンを確立しました。

グルーブの天才と言われていて、楽曲の中でムダな音を全く叩かずそれゆえに「ドラムが歌っている」と表現されます。

マイケル・ジャクソンの『Beat It』ではハイハットシンバルを8分音符で刻んでいるにも関わらず4分音符と思ってしまうほどの絶妙なアクセントを付けています。

様々なドラマーのプレイを研究して、自分の演奏スタイルに取り入れる研究熱心さで知られています。

日本人歌手のいくつかの作品でも演奏しています。

 

ジョン・ボーナム

イギリスのロックバンド『レッド・ツェッペリン』のドラマー。

圧倒的なパワーと唯一無二のグルーブが持ち味で、26インチのバスドラムをノーミュートで自由自在に操ります!

『ロックン・ロール』のイントロでは1拍目の頭から叩いていると思わせて、実は3拍目の裏から叩いている為、気づかずに聞いていると「あれっ」と思ってしまいます。

 

リンゴ・スター

ザ・ビートルズのドラマー。

いわゆる超絶テクニックやドラムソロを披露する訳ではないのですが、『ストロベリーフィールズ・フォーエバー』での合いの手のフィルインなど、打楽器であるのになぜかリンゴのドラミングはメロディックで、『レット・イット・ビー』では楽曲が進んで盛り上がるにつれてハイハットシンバルでのリズムの刻み方を2分音符→8分音符→16分音符と、見事に楽曲の雰囲気に合わせています。

 

村上ポンタ秀一

スタジオミュージシャンで兵庫県西宮市出身。

数多くの歌手、ミュージシャンのレコーディング、ツアーに参加しています。

キャンディーズの『年下の男の子』(’75)では、ミディアムテンポの8ビートにハイハットの16分音符で(右手で)‟ツツツッ、ツツツッ、・・・”と16分音符の最後の1音を入れないパターンで、斬新に叩いています。


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