今回は、ドラマー列伝その弐になります^^
早速行ってみましょう!
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イアン・ペイス
イギリスのハードロックバンド、ディープパープルのドラマー。
非常に速いシングルストロークで畳みかけるようなフィルイン、正確なリズムワークが持ち味です。
『BURN』でのシングルストロークでアクセントを多用した圧巻のドラミングは、多くのドラマーに衝撃と影響を与えました。
メル・テイラー
ザ・ベンチャーズのドラマー。
ダイナミクス(音の強弱)を持ち味とするプレイスタイルで、『パイプライン』ではイントロでライドシンバルで8ビートを刻みながらスネアで8分音符のウラをダブルストロークで叩き、ハイハットをペダルで同様に8分音符のウラで踏んで刻みます。
Aメロではライドシンバルとハイハットの動きはそのままに、スネアをアフタービートで叩き、サビの部分でバスドラムのアフタービート、ハイハットを16分音符の両手打ち、というように変化を付けています。
上原ユカリ裕
1970年代に『ごまのはえ』『村八分』『シュガー・ベイブ』『ハイ・ファイ・セット』で活躍、80年代以降はアイドルやロックミュージシャンのレコーディングやツアーに参加。
非常にパンチの効いたスネアドラムの音色が持ち味で、スネアドラムの概念を一変するほどのインパクトがあります。
『セカンド・ライン・ビート』(少し跳ねたリズム)を得意とし、特に沢田研二のアルバム『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』(’81)ではその持ち味を存分に生かした演奏を披露しています。
宮脇JOE知史
44MAGNUMやZIGGYで活躍。
速いスピードでのダブルストロークやフラムを多用したフィルインを、テクニカルに決めるドラマーです。
バスドラムもツーバスでの連打を多用し、44MAGNUMのアルバム『ACTOR』1曲目の『LAST TRAIN』では、単なる16分音符の連打でなく‟ドッドコ、ドッドコ、ドッドコ、ドコドコ”と休符を取り入れてトリッキーなフレーズを披露しています。
林立夫
1970年代から80年代にかけて数多くのセッションで活躍。
寺尾聡のアルバム『Reflections』では様々なカラーの曲に対して、フロアタムを効果的に使って色付けをしています。
工藤義弘
ハードロックバンド『アースシェイカー』のドラマー。
パワフルでありながら、キャッチーなドラミングが特徴で8ビートの曲であっても、ハイハットを両手打ちの16分音符で刻む奏法を多用します。