ラーズ・ウルリッヒ
アメリカのヘヴィメタルバンド、メタリカのドラマー。
非常に高速なリズムを正確無比に叩きだします。
2nd『Ride the Lightning』での1曲目のタイトル曲では、静かなアコースティックギターから始まって一転、恐ろしいほどの高速フレーズを正確に演奏して見せています。
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ピーター・クリス
アメリカのロックバンド、キッスのドラマー。
音数をたくさん叩いたり、超絶テクニックを披露したりというよりは、楽曲に応じてその良さを引き出そうとするドラミングが持ち味です。
『Rock and Roll All Nite』(’75)では、キャッチーな楽曲に合わせてフィルインを極力叩かずに、合いの手といった感じのポップなフレーズを随所に入れたドラミングを披露しています。
フィル・コリンズ
イギリスのロックバンド、ジェネシスのドラマー。
シンガーとして有名なフィル・コリンズですが、ドラムの方も手数の多さとかなりのテクニックを有しています。
’85のライブ・エイドでドラマーとしてレッドツェッペリンに参加しましたが、これは単純にバンドのカラーに合ってないという事で、あまり良い評価の演奏ではありませんでしたが・・・
東原力哉
ナニワエキスプレスのドラマー。
パワーが物凄いのと、基本的な技を高速で繰り返すことによる組み立てのドラムソロは、圧巻の一言です。
ジャズドラマー・トニーウィアムスの影響を強く受けていて、本人そっくりの演奏をしたりします。
ライデン湯沢
ロックバンド・聖飢魔Ⅱのドラマー。
尊敬するドラマーにレッドツェッペリンのジョン・ボーナムを挙げており、自身も相当なパワードラマーです。
ライブではフィルインをCD通りでなく、ジョン・ボーナムのコピーフレーズに置き換えて演奏することがあります。
富田京子
ロックバンド・プリンセスプリンセスのドラマー。
『世界で一番熱い夏』(’87)『Diamonds』(’89)などではフロアタムとスネアを同時に叩くシンプルなフレーズを、叩くタイミングを2拍目4拍目から1拍目3拍目に変えたりして、雰囲気を変えるといった歌心に満ちたプレイを披露しています。
カレン・カーペンター
カーペンターズのヴォーカリスト、ドラマー。
ヴォーカリストとしての認知度が高いですが、ドラムテクニックは相当なレベルで、『Yesterday Once More』(’73)の収録時に、曲の前半部分のみを収録する事態になり、当時の録音技術では収録テープの切り貼りでしか不可能だったのですが、カレンの驚異的なリズムキープ力により、どこがつなぎ目なのか全く分からない仕上がりになりました。