本日はさっそく、ギタリスト列伝その弐行ってみましょう!
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アラン・ホールズワース
ジャズ・フュージョン系ギタリスト。
手が大きく、コード、ソロフレーズともに超ワイドストレッチで押弦し、ピッキングを極力少なくしてレガートにフレージングしていきます。
またチョーキングやコードストローク、アーミングをほとんど行わないのもアランの演奏スタイルの特徴です。
エディ・ヴァン・ヘイレン
ハードロックバンド、ヴァン・ヘイレンのギタリスト。
何といっても『ライトハンド奏法』を世に知らしめたのは大きな功績です。
それまではピックや指で弦をはじく役割であった右手で、弦を押さえて音を出すという奏法は非常にスピーディーでトリッキーなフレーズとなり、また視覚的にもインパクトがあった為、現在ではエレキギターの奏法としてはオーソドックスなものとなっています。
トリッキーな奏法ばかりが注目されがちですが、彼が本当に大切にしているのはビブラートやタイム感といった、音楽の本質的な部分であるため、よりトリッキーな奏法が効果的に引き立つんですね!
イングヴェイ・マルムスティーン
ハードロックバンド『アルカトラス』『ライジング・フォース』のギタリスト。
アルバム『アルカトラス』(’83)でシーンに登場するや、その超絶的速弾きスタイルに、それまでのロックギターにおける『速弾き』の基準が一変、著しくレベルアップ(スピードアップ)されました。
ハーモニックマイナースケールを息つく間もなく弾き続けるプレイスタイルは、世界中にフォロワーを生み出しました。
ランディ・ローズ
クワイエットライオット、オジーオズボーンバンドの初代ギタリスト。
クラシック音楽の影響を色濃く反映するプレイスタイルで、速弾きで勝負するというよりは、抜群にセンスのあるフレージングやインパクトあるフレーズで聴かせるギターです。
オジーオズボーンの1st『BLIZZARD OF OZZ』(’80)収録曲である『I DON’T KNOW』や『CRAZY TRAIN』でのハンマリング&プリングや、フルピッキングでの16分音符のシーケンスフレーズを半音ずつ上昇(下降)させていくフレーズなど、リスナーを驚かせるようなフレージングが持ち味でした。
また、同じく『BLIZZARD OF OZZ』収録曲である『ミスター・クロウリー』でのギターソロはトレモロ・ピッキングやビブラートによって‟泣きの”ギターソロも披露しています。