今日はエレキギターをピックで演奏する場合の、色々なピッキングについてみていきましょう！
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ダウンピッキング
一般的な奏法で、狙った弦に対して上から下に向かってピックを当てて音を出します。そしてこの場合、弦に対して当てるピックの角度は3通りあります。
弦に対して角度をつける場合と、平行に当てる場合ですね！
弦に平行に当てると自然な音色になりやすく、音の粒もそろえやすいですが、角度をつけて当てるとピッキングノイズが入り、ワイルドな感じになります。
アップピッキング
ダウンピッキングとは逆に、弦に対して下から上に向かってピックを当てます。オルタネイト・ピッキング
早いフレーズを演奏する場合は、ダウンピッキングでは追いつかない事があります。その場合に、ダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返す「オルタネイト・ピッキング」で演奏します。
タブ譜では鳥居のようなマークがダウンピッキング、Vのマークがアップピッキングを表します。
最初からオルタネイト・ピッキングで速いフレーズを演奏すると、右手と左手のタイミングが合わないと思います。
ですので、はじめはゆっくりの速度から、確実に徐々に速くしていきましょう！
スウィープ・ピッキング
コードトーンなどの音程差の開いたフレーズを速く弾く場合は、1つの弦に対して1、2音を弾くことになりますのでオルタネイト・ピッキングでは逆に弾きづらくなります。そのような場合に「スウィープ・ピッキング」で演奏します。
赤丸の部分はすべてダウンピッキングです。
このように、1つの弦に対して1音の速いフレーズの場合は、ダウンピッキングのみ、アップピッキングのみで弾ききってしまうのです。
そしてハンマリングやプリングを有効に使って、オルタネイト・ピッキングにならないようにしてしまいます！
コードストロークではないので、音を出した弦はすぐにミュートして次の音に重ならないようにしましょう。
もちろん、オルタネイト・ピッキング同様、ゆっくりの速度から確実に速くして行って下さいね。
コードストロークには逆アングルが有効？
ダウンピッキングのところで出てきた「逆アングル」は、最初は非常に弾きづらい印象を持つと思いますが、実はコードストロークの場合に有効なんです！どういうことかと言いますと、コードをジャカジャカと鳴らす場合には、手首の角度的に高音弦に対してはピックが直角に近い角度で当たることになります。
これを逆アングルで演奏すると、高音弦に当たるときにピックと弦の角度がちょうど平行に近くなるため、高音弦の音がきれいにでるんです！
なので、ジャズ系のギタリストには逆アングルを好んで使う傾向が高いでんすね＾＾