色々なリズムパターンを紹介してきましたが、ドラムの演奏を聴いているとリズムパターンの途中(区切り)で‟ドコドコドコドン!”のようなフレーズ(今のはあくまで一例です)を聴くことが出来ると思います^^
このようなフレーズの事を『フィルイン』と呼びます(『オカズ』とも言いますね)。
今日はこの、フィルインについて見ていきましょう!
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色々なフィルイン
こちらは、右手で4分音符を刻む8ビートですが、3小節目の4拍目からフィルインとなってます。
フィルインで8分や16分音符の連打をするときは、基本的に右手から始めたほうが良いです。
その方が次の展開(クラッシュシンバルのアクセントからリズムパターンで戻ったりする)に繋げやすいんですね!
R=右手、L=左手ですね。
同じパターンで叩くパーツを、スネア、ハイタム(小さい方のタムタム)、ロータム(大きい方のタムタム)、フロアタムと変えて変化を付けてますね。
こちらは4小節目と8小節目に、16分音符の連打でフィルインが入ってますね。
これは非常にオーソドックスなパターンなので、マスターすれば色々と応用して使えると思います^^
1拍目はバスドラムとフロアタムを同時に叩いていますね。
このように、バスドラムとフロアタム、スネアとフロアタムなどを同時に叩く(ユニゾン)パターンもよくあります^^
こちらは6連符系のフィルインです。
6連符は1拍を6等分した音符で、フィルインに使うとスピード感のあるスリリングな効果が得られます。
図の上のパターンはバスドラムから始まり、左手のろーたむ、右手から始まるスネアの4連打になります。
図の下のパターンは、右手のロータムから始まって左手のスネア4連打、バスドラムというパターンです。
6連符の最初の4音のみ叩くパターンも、トリッキーでテクニカルな効果を得られます。
図の1小節目と5小節目の最初の2拍がそうですね!
上の2つはシンプルな3連打のフィルインですが、16分音符と8分音符で組み立てるのでは、ニュアンスが違ってくるのが分かりますね^^
こちらは8小節に渡る、ドラムソロ的なフィルインです。
2小節目に出てくる16分音符のバスドラムの連打はツーバスまたはツインペダル(次回お話しします)による演奏になります。
ハイハットのオープンクローズも8分音符パターンと16分音符パターンが出てきますし、5~6小節目の3連符では意識を切り替える必要があります。
はじめはゆっくりのスピードから練習して、徐々に速くしていきましょう!