エレキギターコラム~⑫プリングとハンマリング~


Guitar.
今日はチョーキングと同じ位、大事なエレキギター演奏のテクニックとして『プリング(オフ)』と『ハンマリング(オン)』について解説したいと思います^^

スポンサードリンク

 

ハンマリングとは?

通常、エレキギターを引くときに音を出すためには、左手で弦を押さえると同時に右手で(ピックまたは指で)、弦をはじくという動きをするわけですが、ハンマリングとは右手の動きを何もせずに音を出す奏法です。

具体的には、左手人差し指で2弦5フレットの音を通常通り出してみてください。それから薬指で2弦7フレットを「右手は何もせず」強めに押さえてみて下さい。右手で弦をはじかなくても音が出ると思います。

ハンマリングのコツとしては、少し強めに指をギターの指板に叩きつける感じで押さえることです。もちろん薬指だけでなく中指、小指でのハンマリングもあります。

 

プリングとは?

次にプリングですが、これは先ほどのハンマリングと逆の動きをする奏法です。左手の人差し指で2弦5フレット、薬指で2弦7フレットを押さえて通常に音を出します。そのまま薬指を話すと、右手は弦をはじかなくても2弦5フレットの音が出ると思います。

この場合の注意点としては、薬指をあまり素直に離すと2弦5フレットの音が出ない場合があるので、少し「ひっかけ気味に」薬指を離す事がポイントになります。

もちろんハンマリングもプリングも、指板上のどのフレットでも可能です。

トリルについて

ハンマリングとプリングは、連続して行うことが出来ます。最初の1音以外は弦をはじかずに音を出し続ける訳ですが、この奏法をトリルと言います。

ライトハンド奏法(タッピング)

トリルをさらに応用した奏法にライトハンド奏法があります。タッピングとも言われますね。

最もシンプルなパターンとしては、例えば2弦5フレットを左手の人差し指で押さえて通常に音を出します。そして右手の人差指(または中指)で2弦12フレットを強めに押さえると音が出ると思います。ハンマリングの音程差が広がったバージョンと考えることが出来ます。

そのまま右手の人差指(中指)をひっかけ気味に離すと2弦5フレットの音が出ると思います。プリングの音程差が広がったバージョンですね^^

次に応用パターンですが、左手人差指で2弦5フレットを押さえて通常に音を出し薬指で7フレットをハンマリングし、さらに右手の人差指(中指)で12フレットを押さえます。この動きを繰り返してみましょう。

この場合注意することは、右手の人差指(中指)を離すより先に左手薬指を離す、ということです。こうすることによって2弦5フレット→7フレット→12フレットの音が連続してきれいに出ます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です