ドラムを始めよう!~⑨材質について~


Drum on stage
 

これまでは、演奏技術的な観点からドラムを見てきましたが、ここではドラムの各パーツの材質的な面からお話ししていきたいと思います。

こういった材質的なものも、個人個人の好みがあると思いますのでよく検討してほしいと思います^^

 

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スティック

スティックの構造は先端から「チップ」「ショルダー」「シャフト」「グリップ」と呼ばれています。

スティックの材質には主に3種類あります。

➀ヒッコリー
最もポピュラーな材質で、程よい重さと硬さが特徴です。

➁オーク
重く硬い材質の為、音量や音圧が出やすくなっています。

➂メイプル
軽量で振りやすく、ジャズ系のドラマーに人気があります。

 

チップの材質も2種類あります。

➀ウッドチップ
スティックの先端を削って成型しています。

➁ナイロンチップ

ナイロン製のチップが先端についています。

 

スネアドラム

スネアドラムの胴体の部分を「シェル」といいます^^

シェルの材質には大きく分けて金属製(メタルシェル)と木製(ウッドシェル)があります。

➀メタルシェル

硬く切れのある音色で、音量が出やすいという特徴があります。

スチール、ブラス、アルミニウム、ステンレスなどあります。

➁ウッドシェル
暖かみのある柔らかいサウンドが特徴です。

メイプル、バーチ、オークなどがあります。

 

その他スネアドラムのサウンドを決定づけるのが、シェルの口径と(胴の)深さです。

口径が小さいほど音のピッチは高く軽快な音色に、大きいほどピッチが低く重みのある音色になります。

14インチが一般的な口径となっています。

胴の深さは浅いほどピッチが高くシャープで硬質なサウンドに、深いほどピッチが低く深みのあるサウンドになります。

5.5インチが一般的な深さです。

 

フットペダル

フットペダルは、ビーターとフットボードをチェーンなどでつないでいます。。

チェーンの部分は、ベルトになっているタイプもあります。

ビーターはフェルトタイプが一般的ですが、色々な種類があります。

フェルトタイプ

2way型

ウッドビーター

平型ビーター

 

シンバル

シンバルには3種類ありましたね!

・クラッシュシンバル

・ライドシンバル

・ハイハットシンバル

リズムを刻むのがハイハットとライドシンバルで、‟バシャーン!”とキメの部分で鳴らすのがクラッシュシンバルです。

 

シンバルの各部の名称は、真ん中の盛り上がった部分が「カップ」ふちの部分が「エッジ」、その間の大半を占める平たい部分が「ボウ」です。

ライドシンバルでリズムを刻むときは、ボウの部分をスティックのチップで叩き、クラッシュシンバルでアクセントを付ける場合はスティックのショルダー(またはシャフト)でエッジを叩きます。

また、カップの部分で‟カン、カン”とインパクトのあるリズムを刻む方法もあります。


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